歯根端切除術を体験。手術中写真もあり!

2014年5月22日 やっとこの日に歯根端切除術を受けてきました!

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というのも最初に歯医者に行ったのが2013年1月4日。この日から前歯の根の治療を開始した訳。

まぁ18年前に高校のサッカーの試合で相手のひじがぶつかり前歯の根元から数日間にわたり軽く出血しとったんやわ。

で、そんな事は忘れまくった17年後の2012年の年末から痛いというか歯がゆいというかそんな状況が続いてたので正月明けてから近所の歯医者さんで根の治療を開始してもらいました。

前歯の色も黒ずんできとったし、麻酔無しでいきなり治療しても神経は死んでるからもちろん痛みはなし。

2・3日は膿が出ると痛いかもだから。という理由で開けっ放しの筒抜け状態。。。

数日間だと開けたままでも大丈夫。ということだったので数日後に歯医者に行ってまた根の治療。

を繰り返してたら2週間ぐらいした頃から『超!マジ痛い!激痛!』

なので3日に1回ぐらい歯医者いってました。

歯の中を洗浄を繰り返してたら徐々に痛みはおさまってきたがまだ鼻の下というか、鼻の中ぐらいの部分が痛い。ピンポイントで押さえると痛い。。。

でも、歯の根元が膿んだりはしてへん状態。

で、この歯医者にいくこと6カ月。。。

僕がこの歯医者では無理と判断し、総合病院にある口腔外科に通うことに。

ここではまた結局1から普通の前歯の根の治療をして様子をみる。ということでした。

根の治療を3回してから、中は封鎖。

↑この時の感覚は根の治療をするたびに痛みがマシになってきた。

8カ月間通ったけど結局のところは様子見る。という事。

最終的にこの時の症状は、やはり熱弁してると歯の根元あたりがひびく。何かの拍子でグッとくるというかなんというか違和感みたいなー。。。おでこというかミケン部分あたりがグワングワンするようなイメージで痛いというか不快感。。。

(↑この治療の途中で噛み合わせが悪いとアカンのでマウスピース作ったり、実は歯じゃなくって目が悪くなったのが影響じゃない??? 僕は副鼻腔炎にもなる事があったが前歯とは関係ないよ。とか先生も色々とさぐってくれました)

でも、1年2カ月経ってみて、あーこれはもうアカン。

自分でネットで検索しまくって自費治療専門になるんやけどCTスキャンとマイクロスコープがあって信頼がおけそうな歯医者を探してみました!

京都市内ですけどありました!

という事で電話してみる事にし、まずは相談に行くことになりました。こんな感じで治療していったのです!

▼で肝心の当日の歯根端切除術の手術はこんな感じでしたー。ちゃんとこんな証拠写真を見せてくれるので安心でした。まっこんな気持ち悪い写真を撮影しとる僕も僕でキモイんやけどね。こんな感じで写真撮影する人はいないそうです。あたり前か。

歯根端切除術

▲これは僕の上の前歯の肉をめくりあげーの、歯の先端まで到達しているところ。ちょっとエグイですな。

▼これが歯の根元・先っぽ部分。やはり歯の先が黄色く変色したり、少しだけ黒くなっている部分がありました。どーやらこれが原因のようですわ。 まっ手術前の症状としては、先生が前歯をコンコンたたいても痛くはないし、左右に動かしても痛くないし、症状的には他の人よりマシだったようですけど、こちらとしては1年5カ月間も違和感があるわけですからねー。あーやって良かったと思いましたわ

歯根端切除術の歯の先っぽ

▲で、ここを3mmだけカットしてもらったようです。

▼1時間半から2時間ぐらいかかったかな。歯根端切除術後はこんな感じである程度は出血中。

歯根端切除術後の写真

▲麻酔が切れてきたら少し痛くなってきたのでロキソニンを1錠。いやまだ痛いのでもう1錠は帰りの電車の中で追加で飲んでみたらすっかり大丈夫。 胃が痛くなったら困るので病院でもらった胃薬も一緒に飲んだので完璧と!

▼あっもちろん、この日に行っていきなり歯根端切除術というのではなくって、この前に4回ぐらい京都市内の歯医者さんに通ってからのことですからね。

まず1回目は歯医者さんへの相談

2回目は↓この下の写真のようにCTスキャンとマイクロスコープを使って歯内療法で歯の内側をキレイにしてもらう。8万円。。。

歯内療法の写真

▼3回目はMTAという歯医者用セメントでかためてもらう。で、4回目はこれがしっかりかたまってるのを確認してもらって、ふたをしてもらって終了。そして、このあとに通常は3カ月様子をみて大丈夫だったら完治。。。なんやけど、僕の場合はこのあとずーっと痛かったからこの歯根端切除術をしてもらう事にしましたー。ちなみに歯根端切除術は4万5千円。

歯内療法のMTAの写真

まっロキソニン飲んだり、耐えようと思うといけたんですが、もー1年5カ月間痛いし違和感がある僕ですよ。

想像してください。

僕の嫁はんも1年5カ月間も僕の歯の痛みについての話を聞くのが苦痛でしょう。

そしてなんといっても僕自身が苦痛というか、もう逆に少し痛いの普通ぐらいになってしもとるし。

いやいや。

これ普通ちゃうやん!

僕も普通の何も痛みの無い生活がしーたーいー!

ということ。

あーもう面倒!やしダルイ!となったから歯根端切除術に踏み切ることができました。

まっ怖いっていうのもあったんですが、事前に先生に電話相談できたし安心でした♪

もちろん手術前は麻酔打ちまくりやけど、麻酔の影響でドキドキしとるんか、ビビリすぎてドキドキしとるんか分からないぐらいドキドキしてましたが、手のひらが、

『えっ、それ手洗ってきたの?』

っていうぐらいベチョベチョだったので、ただのビビリという事が判明いたしました。

いやいや。

歯の根元をメスで切るんですから怖いですって。

でも先生いわく、下の歯の親知らずを抜くよりマシだそうですわ。

あっそうなん。

僕、親知らず抜いたことないけどなんだか不安も少し解消やね♪

という事で長々と書きすぎて何を書いとるか分からへんようになってきたんやけど、今、この日記を書いてるのは歯根端切除術をした翌日です。

翌日の時点では、あの嫌な違和感というか痛みはゼロ。

歯茎を6針縫ってあるので少しぶつけた時のような感覚と糸があるので違和感を感じるぐらいで痛みというのはゼロでございます♪

あー現時点ではホンマに良かった♪

先生ありがとう。って感じー

また今後も歯根端切除術の術後の日記を書いていきますね

▼2021年9月14日。このブログを見て2年程前に静岡県の方から僕に相談の電話をもらった事もあります。さらに先程は大阪の女性の方から相談の電話いただきました。これで僕、歯医者さんじゃないのに2回も歯根端切除術の相談を受けました。ただのユニフォーム屋なのに、いやービックリですね。ですが、僕もあの時は痛さで結構精神的にも『こんな痛みはイヤー』となっていたので、皆さんのお気持ち分かります。自費治療なので20万から30万円程度はかかってしまいますが、あの痛みが無くなる可能性があるならチャレンジしてみるべきだと思います。それでも、どうしても治らない場合のみ、インプラントを検討しても良いかなぁと思います。僕的には、おそらく歯の専門の学校、ペンシルベニア大学で勉強されてる先生が1番良いと思います。僕も京都駅前のペンシルベニア大学卒業された歯医者さんに行きましたからね。

先程の方と話していて感じたのは、結局はまず皆さん近所の歯医者さんをあきらめて総合病院の口腔外科に行くと思います。日本国内で勉強してきただいたいの口腔外科の先生は歯の中を無菌状態にして治療する歯内療法というものを勉強していないと思います。いや、知識としてはあるけど歯内療法は実質やっていない。っていうか知っていても、おそらくコスト面からかラバーダムを使って治療している歯医者さんはほぼ皆無。ラバーダムなんて使ってる歯医者さんは自費治療で歯根端切除術をやってる歯医者さんだけだと思います。僕もラバーダムって言葉を知ったのも使ってもらったのも初めてでしたからね。(ですが、調べているとどうやらアメリカではどの歯医者でも当たり前のように使っているみたいな記事を発見してました。)話を元に戻すと、口腔外科でススメられるのがインプラントという訳です。インプラントって歯を抜いて、金属を埋めて、そこに歯を付ける。まだ治療して治る可能性があるのに、この方が確実とも言われると思います。そこで、皆さん困ったなという事で『歯の根の治療』『前歯の神経抜いたあとずっと痛い』等と検索していると、歯内療法や歯根端切除術というキーワードに辿り着くのです。そして、僕のブログに辿り着く人は『歯根端切除術 体験談』かなと思います。

結論としましては、痛みに耐えたり、悩んでいる時間がもったいないので結構な金額がかかってしまいますが、お近くのペンシルベニア大学で勉強した歯医者の先生に相談してみる事をおすすめします。ユニフォーム専門店の細見雅也でした。

色々と不安だと思いますので、お困りの方は電話やメールくださっても全然大丈夫でございます。

僕もあの時は痛みで全然楽しくなかったですからね。お気持ち分かりますよ。

で、最終的に思ったのは先程女性の方から電話もらって喋っていたのですが、7年経過してどうですか?みたいな事を聞かれたのですが、そんな事忘れていました。というぐらいのレベルで今の痛みや違和感はゼロです。ふー、あの時がんばって行っておいて良かったー♪

▼2021年11月25日。今度は静岡県在住の方から僕のFacebookページにメッセージを送ってこられた方がいました。Facebook友達じゃないからメッセージが来てるの2週間ぐらい気が付かず、見た瞬間にお返事しました。この方も僕のこの体験ブログを熟読されていたようでうれしかったです(笑)

メッセージいただいた質問内容は『歯茎切開後の傷跡はキレイに塞がりましたか?』と、『縫った傷のひきつりはありますか?』でした。

ずばり返事は『キレイに塞がりましたし、ひきつりも全然ありません。』あの日から7年経過しましたが、根っこの治療した事を忘れていたぐらいです。で、この方は『歯茎 膿】で検索してそのうちに僕のページに辿り着いたとの事でした。なんで調べ始めたかは、普通の歯医者さんでその方が受診したら歯を抜いてインプラントにするしか治る方法はないって言われたんですって。それを疑問に思って検索してたら僕のページを見てから、歯内療法の先生を受診したら手術したら歯を抜かなくても治るって言われたとのこと。歯を抜いてインプラントにするのは最終段階で、まずは歯内療法を試してみて、どうしてもダメそうなら次の段階をその歯内療法の先生と相談するのが良いでしょう。

▼この流れで久し振りに自分のページを見返していると、ペンシルバニア大学の歯内療法を受講した先生達が増えまくっていました。僕が行った時は2014年5期生だったのに毎年受講される先生が増えてすでに2021年13期生ですね。まぁあの痛みが無くなる技術や考え方は、ここで勉強するラバーダムを使った歯の内側に菌を入れない歯内療法しか無い訳です。となるとこの歯内療法はマイケルポーター達が言っている社会の富になる、みんなにとって良い事というのは自然と増えていくものなのだと実感しました。これを自社の商売に照らし合わせて、人の役に立つ事は自然と増えていく。人から必要される事には人を集めるではなく勝手に集まる。すると自然と売上げがあがる。社会貢献という立場からも考えて自社の商売と照らし合わせながら戦略を考えていくべきだなと痛感しました。

僕は歯医者さんではなくただのユニフォーム屋ですが、歯の根っこの治療方法は、国がきちんとラバーダム代金と消毒代金を保険適応できるようにし、日本全国に歯内療法の考えが広がるべきでだと思います。というのは、この知識がある先生でも、歯医者や患者の自己負担で治療するには限度がありますからね。とは言っても、俯瞰して考えると日本の病院はすごいですし、保険制度自体がありがたい事なので、やはりこんな小さな事で国に要望を出してはいけませんね。ごめんなさいです。反省です。となると、やはりやや高額治療にはなるが歯医者さんも今の制度のままいきつつ、普通の歯医者は普通の時に通う。根の治療で困ったら歯内療法に行く。という歯医者さんの中でも住みわけができて、ある意味良いのかなとも思えてきました。今のコンサルさんとの勉強会でハーバードビジネスレビュー輪読会というのに毎月参加していますが、色んな方向から考え、また批判をしたり共感をしたり論文に対して本当にそうなのか?という疑問を投げかけてみたりという修行をしています。なので、歯内療法からの考えも今のユニフォーム屋の商売に置き換えて考えれるものがないかなとテンション高い目にこの記事を付け足していました。また他の方から連絡あったら追記していきますね。↓ちなみにこちらが歯内療法の先生のホームページが紹介されているので、この中の先生に相談するのが1番です。僕は京都府なので良デンタルクリニックの神戸(かんべ)先生に治療してもらいました。

http://www.pescj.org/member.html

▼2022年1月にもこのブログ読んだ方からFacebookの方にお便りいただきました。

10月に前歯をぶつけて神経をとっても痛みが取れずマイクロスコープの根管治療を年末から受けておられるとのこと。1月19日に歯根端切除術をされる事になったそうです。そんな痛みが継続していて気力も体力も低下している最中に私のこの記事を読んで希望が持てて励まされたとのメッセージをいただきました。

いやいや。私のこんな日記がお役に立てたとは本当にありがたいことですね。正直お仕事となんら関係ないですが、僕もあの時に落ち込んでいましたので気持ちは分かりますからね。

ちなみに今回は術後、何日お仕事休みましたか?と質問されましたが、私の場合は、出血も痛みもロキソニン2錠飲んだだけで大丈夫でしたので、会社帰ってそのまま仕事していました。ですが、人によっては顔全体が腫れたりする事もありそうですから、そこら辺は個人差がありそうですね。またちょくちょく更新していきますね。